介護福祉士の試験を受ける際の受験資格

介護福祉士の試験を受けるためには、予め決められている受験資格を満たしていなくてはいけません。

つまり、経験をいくら積んでいたとしても、受験資格を満たしていなくては受験すらすることができないのです。

現在の受験資格は、介護を担う者として3年以上経験を積んでいる、もしくは福祉系の学校や専門学科を卒業しているということが条件となっています。

ですから、これらを満たしていれば誰でも受験をすることができるというわけです。

しかしながら、2014年度以降は上記に挙げた条件がさらに厳しくなり受験資格も細かな規定が増えてくることが予想されます。

たとえば、3年以上の実務経験があるという方は現在はそのまま試験を受ける事ができましたが、2014年度以降は養成施設（学校）で半年以上規定されているカリキュラムを修了しなくてはいけなくなります。

その他にも、専攻学科で必須単位を取得していたとしても9カ月以上は実際に介護の現場で働いて経験を積まないと受験することができなくなります。

介護福祉士の国家試験は一年に一度行われており、筆記試験と実技試験の2つからなっています。

筆記試験に合格しないと実技試験を受ける事ができません。

年々介護福祉士の国家試験を受験される方は増えてきていますが、平均すると受験者の約半分が合格をしているようですので、決して簡単なものではないということもわかります。

2人に1人は合格できているとも捉えることはできますが、2人に1人は不合格となっているということも忘れないようにしましょう。