介護福祉士試験の実技免除について

介護福祉士の試験では、筆記試験と実技試験の2つが行われ、どちらも合格しなければ資格の取得には繋がりません。

ですが、実技試験を受けずとも筆記試験のみで介護福祉士の試験に合格できてしまうケースもあります。

これは、一定の規定を満たしている事によって、実技試験の免除を受ける事ができるためです。

すべての方が免除されるというわけではなく、特別な方のみが免除の対象となります。

実技試験を免除してもらうには、事前に介護技術講習なるものを受講しなくてはいけません。

受講の内容は基本的に4日間にわたって行われており、介護に必要な技術や知識などの講習はもちろん講師による講義なども受けることになります。

この4日間の講習を受ける事によって実技試験を免除してもらうことができるのですが、講習を受けるのにも受験資格が設けられているため、すべての科が介護技術講習を受けられるというわけではありません。

受講資格は、これから介護福祉士の試験を受けようと思っている方のみとなっています。

これだ！という規定が設けられていませんが、実務経験がないと免除してもらうことは難しいのが現実です。

また、日本各地に介護技術講習を行っている学校はあります。

ですから、どこか遠くに4日間も行かなくてはいけないというわけではありません。

場合によっては遠方へ行くことになる方もいるかもしれませんが、多くの方は自宅から通える範囲に養成施設があるでしょう。

インターネットなどで調べてみると、どこの施設が介護技術講習を行っているのか調べる事ができますので、チェックしてみる事をお勧めします。