介護福祉士試験の試験科目

介護福祉士試験は筆記試験と実技試験の２種類が用意されています。

実技試験は免除を受けることも可能ですが、どちらもどのような試験が行われるのかを確認しておく必要があります。

筆記試験は毎年１月下旬、実技試験は３月上旬に行われます。

筆記試験は全１３科目。以下の科目から出題されることになります。

社会福祉概論、老人福祉論、障害者福祉論、リハビリテーション論、社会福祉援助技術（演習を含む）、レクリエーション活動援助法、老人・障害者の心理、家政学概論、医学一般、精神保健、介護概論、介護技術及び形態別介護技術

筆記試験の出題数は合計１２０問。試験時間は合計で３時間３０分となります。

出題数が多いため、時間内に正しい正解を導く出すことができるかも大きなポイントとなるでしょう。

そして実技試験では「介護等に関する専門的技能」が問われることになります。

筆記試験で注意が必要なのはすべての科目から平等に出題されるわけではないことです。

各科目によって出題数が異なっており、介護技術、形態別介護技術、医学一般、老人福祉論の４科目がとくに多く、全体の半分近くを占めることになります。

ですから、試験対策を行う際には科目ごとの勉強はもちろんですが、比重にも注意が必要になります。

得点を稼ぐことができる科目を重点的に勉強したり、得意な科目でどれだけ得点できるかを重視した対策が求められるのです。

試験対策を行う場合にはこうした点にも意識しておく必要があります。