介護福祉士に適しているタイプ

ニーズの高まりによって注目を高めている介護業界。

とくにその中核となる介護福祉士の認知度が高まっている状況です。

人手不足が続いている状況もあり、就職・転職に有利な職業として関心を持っている人も多いようです。

しかし、就職に便利といった軽い気持ちで勤まるほど介護福祉士の仕事は簡単なものではありません。

どの仕事においてもそうであるように、向いている人、仕事をやりとげる決意を持った人でなければ続けることができないでしょう。

とくに給与など待遇面で厳しい状況におかれているケースが多いだけに、本当の意味でも適性が求められる仕事ともいえます。

では介護福祉士にはどのような人に向いているのでしょうか。

まず人の世話をするのが好きな人。

献身的な性格の人が向いているでしょう。

ただし過剰な意識は要注意で、できる限りのことは要介護者が自分で行うように心がけることが大事です。そのためには必要に応じて相手に厳しく接しなければならないケースも出てきます。

相手に思いやりを持ちながらもあえて突き放す強さや厳しさも求められるのです。

それから意外なところでは体力。姿勢を変えたり、ベッドから車椅子への移動など介護サービスの中には腕力が必要なケースも多々あります。

また、シフトによっては不規則な生活を余儀なくされるケースも出てきますから健康で体力に恵まれている点も不可欠な点として挙げられるのです。

お金を稼ぐための仕事を越えて心からやりがいを感じる人だけが務まる仕事。それが介護福祉士なのです。