ケアマネジャーとは

介護支援専門員、通称「ケアマネジャー」と呼ばれている資格もあります。

介護福祉士や社会福祉士のように国家資格ではなく公的な資格となっていますが、現在ケアマネジャーの需要も高まってきていることから、多くの方が試験を受けています。

介護保険を利用して介護サービスを受けている方々に対するサービスの提供方法を立てることが主な仕事となっています。

介護保険に関する知識が必要となってくると言えるでしょう。

介護保険を使って介護を受ける際は、ケアプランというものが必要となってきます。

このケアプランを考えるのがケアマネジャーの仕事であり、介護福祉士のように福祉施設に勤務されている方もいれば、訪問介護サービスなどに努めている方もたくさんいます。

介護福祉士の平均月収が21万円程度に対し、ケアマネジャーは26万円程度とされているため、介護福祉士に比べると月収は高い傾向にありますが、それでも仕事の内容に比べると安いのではないかと問題になっています。

介護支援専門員の資格を取得しないと介護保険を利用される方々に対してのケアプランを作成することができません。

資格を取得するには、毎年一回行われている試験に合格し、その後1年以内に実務研修を受けなければ有資格者とはなりません。

また、試験の合格率に関しては、年々合格率が下がっている傾向にあります。受験者に対して2割程度しか合格できないことから、難しい試験であると言っても良いでしょう。

介護支援専門員の資格には有効期限が決められていますので、更新をしないと資格がなくなってしまいます。