障害者スポーツ指導員とは

障害者のためのオリンピックが開催されているように、障害者の方がスポーツに取り組んで心身共に鍛えることはとても良い事だとされています。

ただ、障害を抱えているというハンディがあるため専門的な知識を持った方の指導が必要になってくるのですが、その専門的な知識を持ち指導に当たる事ができるのが障害者スポーツ指導員です。

様々な行儀に対する指導を行うことになりますので、スポーツ全般の知識が必要となってきます。

また、介護福祉士や社会福祉士のような国家資格でもなければ公的な資格でもありません。

福祉関係の資格の中でも取得の方法が若干異なってきます。

多くの資格では筆記試験が行われるのですが、障害者スポーツ指導員には筆記試験がありません。

障害者スポーツ指導員の資格を取得するためには、障害者を対象としている協会や地方の団体などが行っている講習会を受ける必要があります。

この講習を受ければ障害者スポーツ指導員の資格を取得することができます。

ただ、障害者スポーツ指導員といっても初級から上級まであり上級ともなるとスポーツコーチの設定がされています。

ちなみに初球を取得するのであれば18歳以上であれば誰でも対象となりますが、級があがるごとに2年以上の実務経験が必要になってくるなど資格を取得するための条件が厳しく名てきます。

また、福祉に関する知識も持ち合わせておらなければならないため、介護福祉士の方などが取得される事も少なくありません。